第2章 変数と定数

PHP入門

第2章 変数と定数

この章では、プログラミングを行う上で必要な、「変数」と「定数」の扱い方を学んでまいります。

変数

変数は簡単に言うと「コンピューターが言葉を一時的に記憶するための ” 箱 ” 」です。プログラミングコード中に、よく$マークが書かれたワードがあることを記憶しているかと思いますが、この$マークで記述したものが変数であり、この変数の中に一時的に記憶された言葉が記憶されています。

簡単なサンプルを書いてみます。

<?php

$word1 = "りんご";

$word2 = "みかん";

?>

私は<?php echo $word1; ?>より、<?php echo $word2; ?>の方が好きだ。<br />
特に冬のこたつの中で食べる<?php echo $word1; ?>は、とてもおいしい。

このようなPHPで書かれたプログラムがあると、ブラウザ上では、

このような表示となります。事前に$word1、$word2に代入された言葉を、後から繰り返し使える。そんな意味合いを持ったのが変数です。

変数名の規則

変数名には以下のような規則が存在します。日本語などは使えないので注意してください。

  • 最初の文字は「$」(ドル)記号
  • 変数名では大文字小文字は区別される
  • 1文字目に使用できる文字は制限あり。
  • 2文字目以降にも制限あり。

※1文字目に使用できる文字の制限
[ a~z ] 大文字小文字は区別される
[ A~Z ] 大文字小文字は区別される
[ Ox7F~0xFF ] コードを持つ文字
[ _ ] アンダーバー

※2文字目以降の制限
1 文字目+[ 0~9 ]数字が上記に加わる

変数を用いた簡単なサンプル

先の説明で「変数は箱」であるとし、イメージしやすいように簡単な言葉を入れましたが、変数は数値も入れることが出来、またそれを計算することが出来ます。

イメージしやすいように、以下のような商品を販売していることとして、取り扱う商品を変数に例えてみます。お客様が以下の図のようなハンバーガー(480円)、ポテト(350円)、ドリンク(250円)の3点を購入するシーンをイメージしてください。

お客様に、合計金額、税込み価格、送料を含めた合計請求額をコードで表示させると以下のようになります。

<?php

// 変数に価格を代入 *****
$hamburger = 480;
$poteto = 350;
$drink = 250;

// それぞれに変数を用意し、各種計算を行って代入 *****
//合計額を計算し、合計用変数に代入
$total = $hamburger + $poteto + $drink;

//税込み価格を計算
$tax_included = $total * 1.08;

//送料500円を加算
$billing_amount = $tax_included + 500;

// 以下、金額を表示 *****

//合計額を表示
echo "<p>合計額:¥".$total."</p>";

//税込み価格を表示echo "<p>税込み価格:¥".$tax_included."</p>"; //請求金額を表示 echo "<p>合計ご請求金額:¥".$billing_amount."</p>";

上記をブラウザで表示させると、以下のようになります。

※上記サンプルソースにおける注意書き

  • 変数に代入するときは、= (イコール)を用いて代入。
  • 変数に代入する際、文字列の場合は $text = “文字列”; といったように、ダブルコーテーション(またはシングルコーテーション)で文字列を括る。
  • 変数に代入する際、整数の場合は、$text = 1234; といったように、コーテーションを使わず代入できる。
  • コード中にある、// は、コメントを指す。備忘録としてメモを残すときにも有効
  • 表示する際に「echo」(エコー)とあるのは、「表示せよ」といった意味であり、その他「print」と記述しても同様の結果が得られる。

定数

値を何度も代入できる変数とは別に、1度値を代入したら変更することのできない「定数」というものがあります。定数はdefine関数を使って、以下のように宣言します。

<?php

// 定数の宣言
define("NAME","Michael Jackson");

// 値の取り出し方は変数と同じ
echo NAME;

この定数は変更できないという特性から、どの場面からも同じ表示ができるよう、全体の共通言語として設定する時に用いられます。

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