第5章 演算子

PHP入門

演算子を使う

PerlやC言語など、多くのプログラミングで使われている演算子と同じように、PHPでも使うことが出来ます。

代数演算子

代数演算子とは

代数演算子とは、足し算や引き算、割り算や掛け算など、基本的な計算を行うための演算子です。

演算子

*

/

%

記述例

1 + 2

2 – 1

3 * 2

4 / 2

5 % 3

意味

加算

減算

乗算

除算

剰余

代数演算子の利用

整数の代入された変数(例: $a + $b)を利用することも、数値を直接記述することも可能です。

<?php

//加算
$answer = 1 + 2;
echo "1 + 2 = ".$answer;
echo "<br />";

//減算
$answer = 2 - 1;
echo "2 - 1 = ".$answer;
echo "<br />";

//乗算
$answer = 3 * 2;
echo "3 * 2 = ".$answer;
echo "<br />";

//除算
$answer = 4 / 2;
echo "4 / 2 = ".$answer;
echo "<br />";

//剰余
$answer = 5 % 3;
echo "5 % 3 = ".$answer;
echo "<br />";

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

代入演算子

代入演算子とは

代入演算子とは、変数や配列にデータを代入するときに使用する「=」を指します。数学で使用する「等しい」という意味とは異なり、「$answer = 63;」のように、右の値を左の変数に代入(格納)する、という意味になります。

「+=」を使うと、変数に代入されていた値に新たに値を加算し、「.=」を使うと変数に格納されていら文字列に文字列を連結して追加することになります。

<?php

$atai = 75;

$atai += 25;  //75に25を加算

echo $atai;

/******************************/

$text = "今日は";

$text .= "いい天気だ";  //既存のテキストに追加連結

echo "<br />";
echo $text;

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

加算代入

以下のコードをご覧ください。両社は異なるコードですが、共に変数に5を加算していることものです。

<?php

$old = 15;

$old += 5;

echo $old;

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

<?php

$old = 15;

$old = $old + 5;

echo $old;

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

文字列を連結代

変数に代入してある文字列を、連結代入してみます。以下のコードをご覧ください。

<?php

$sei = "山田";

$name = $sei;

$name .= "太郎";

echo $name;

echo "<br>------------<br>";


$name = "山田";

$name .= "太郎";

echo $name;

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

比較演算子

比較演算子とは

比較演算子とは、名前のとおり異なる2つの値や型を比較検証する演算子です。以下の表にある演算子を利用します。

比較演算子の利用

「==」について説明します。「10 == 10」はどちらも「10」を比較しているため演算子を使った条件式は真偽値の真(TRUE)を返します。

<?php

echo TRUE; //1が表示される。

echo "<br>";

echo FALSE; //何も表示されない

echo "----------<br>";

echo 10 == 10; //真であるTRUEであり、1が表示される。

echo "<br>";

echo 10 == 8; //偽であるFALSEであり、何も表示されない

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

コード中のコメントにも記載のとおり、偽となるFALSEが返ると、何も表示されないのが確認出来ます。

三項演算子

三項演算子とは

比較演算子と三項演算子を使い、条件分岐する方法をご紹介します。

この三項演算子は「?」と「:」を使って構文を作成し、比較演算子で構成した条件式の比較結果がTRUEの場合、値1を変数に格納し、結果がFALSEの場合は値2を変数に格納いたします。

$変数 = (条件式) ? 値1 : 値2;

三項演算子の利用例

以下のコードは、後に解説するif文と比較したものです。三項演算子は1行で記述できるため、利用次第ではソースも見やすく記述できますね。

<?php

$data1 = 10;
$data2 = 20;

//三項演算子での利用例
$result = ($data1 > $data2) ? "data1はdata2より大きいです" : "data1はdata2より小さいです";

echo $result;
echo "<br>----------<br>";

//if文を使っての利用例
if($data1 > $data2){
    $result = "data1はdata2より大きいです";
}
else{
    $result = "data1はdata2より小さいです";
}

echo $result;    //同じ結果となります。

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

加算子・減算子

1を加える

変数に1を加算する場合はこれまでも説明してきました。復習としてコードに書き出すと以下のようなコードになります。

<?php $data = $data + 1; $data += 1;

加算子・減算子とは

変数に1を加える、1を減らすという目的だったら、以下のようなコードが利用できます。更にシンプルで書きやすくなりました。

<?php

++$value;  //前置加算子

$value++;  //後置加算子

--$value;  //前置減算子

$value--;  //後置減算子

演算子を利用する

これまでの説明を基に、サンプルとして以下にコードを書いてみました。復習として確認してみましょう。

<?php

$value = 10; //はじめに変数に10を与えておく。

++$value;

echo $value; //1増えた

$value++;

echo "<br />";

echo $value; //1増えた

--$value;

echo "<br />";

echo $value; //1減った

$value--;

echo "<br />";

echo $value; //1減った

上記コードをブラウザで表示すると、以下のとおりとなります。

論理演算子

論理演算子とは

比較演算子では単独の条件式を記述することが出来ますが、「〇〇〇かつ△△△」や「〇〇〇または△△△」のように条件式を組み合わせて、条件式をより複雑に利用したい時が出てきます。このような場合に使用するのが論理演算子です。

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